✅ 3歳児の朝がしんどい理由|なぜ毎日こんなに大変なのか?
3歳児との朝時間がつらいと感じるのは、あなたの育て方が悪いからではありません。 むしろ、3歳という発達段階なら“当たり前に起きること”が重なっているだけなんです。
朝はただでさえ時間に追われますよね。 「早くして」「もう出るよ」「なんで今それするの…?」 そんな言葉がつい口から出てしまうのも自然なこと。
でも、3歳の子どもにとって朝はこんな特徴があります👇
🌟 3歳児の朝がうまくいかない“3つの理由”
✔ ① 自我が強くなり「自分で決めたい」が最優先になる
3歳は“自分でやりたい”気持ちが急成長する時期。 そのため、親のペースに合わせることが難しいのです。
- 靴下を履くタイミング
- 服を選ぶタイミング
- ごはんを食べるタイミング
すべて「今じゃない!」と感じると、イヤイヤが爆発します。
✔ ② 気持ちの切り替えがまだ苦手
大人は「次はこれ」と頭の中でスイッチできますが、 3歳児は“今の気持ち”がすべて。
遊んでいたら遊びたい。 眠かったら動きたくない。 気持ちが切り替わらないと、床に寝そべる・泣く・固まる…が起きます。
✔ ③ 親は時間に追われ、子どもはマイペースで“ペースのズレ”が起きる
朝は親が一番忙しい時間帯。 一方で子どもは、一番ゆっくりしたい時間帯。
この“ペースのズレ”が、毎朝のバトルを生みます。
🌈 だから、朝がうまくいかなくても大丈夫
あなたが悪いわけではありません。 3歳児の朝が大変なのは、発達と環境が重なって起きる“自然な現象”なんです。
次の見出しでは、そんな我が家で実際に起きた 「朝の5つの事件」を紹介しながら、 心が少し軽くなるヒントをお伝えします。
✅ 3歳児の朝に起きがちな“5つの事件”|我が家のリアルな実例と対処のヒント
3歳児との朝は、まるで小さなドラマの連続です。 「なんで今それするの…?」 「昨日はできたのに、今日は全然できない…」 そんな“予測不能な事件”が、毎日のように起きます。
でも、これらはすべて3歳児の発達の途中にある“自然な姿”。 あなたの家だけではありません。 うちでも、毎朝のようにこんな事件が起きています。
ここでは、我が家で実際に起きた5つの事件を紹介しながら、 今日から使える小さなヒントをお伝えします。
🌟 事件1:靴下を履きたくない朝
✔ 【共感】渡した瞬間に逃走、泣く、隠れる…なぜ?
朝、靴下を渡しただけで突然スイッチが入り、 走り回る・泣く・隠れる…まるで“靴下亡命事件”のような状態に。
「なんで靴下だけこんなに嫌がるの?」 そう思ったこと、ありませんか。
✔ 【理由】感覚・気分・タイミングの問題が重なる
- 素材の感触が気になる
- “今じゃない”という気持ちが強い
- 自分で選びたい気持ちがある
3歳児にとって、靴下は“自分で決めたいアイテム”になりやすいんです。
✔ 【ヒント】選ばせる・遊び要素・時間差が効果的
- 「どっちの靴下にする?」と2択で選ばせる
- 「靴下さんが足を探してるよ」と遊び要素を入れる
- いったん置いておいて、気持ちが落ち着いてから渡す
小さな工夫で、朝のバトルがぐっと減ります。
🌟 事件2:服を着ないで床に寝そべる朝
✔ 【共感】声をかけても動かない…“床と一体化する3歳児”
朝の支度を始めようとすると、突然床に寝そべって動かなくなる。 「寒いよ」「もう出るよ」と声をかけても、まるで聞こえていないかのように無反応。 ときには、うつ伏せのまま小さく「やだ…」とつぶやくだけ。
そんな姿を見ると、 「なんで毎朝こうなるの…?」 「時間がないのに…」 と、心がギュッと苦しくなりますよね。
✔ 【理由】切り替えが苦手・眠気・気持ちの準備不足
3歳児は“今の気持ち”がすべて。 特に朝は眠気が残っていて、体も心もまだエンジンがかかりません。
- 遊びたい気持ちが残っている
- 眠くて動きたくない
- 「着替える」という行動に気持ちが追いつかない
つまり、行動よりも気持ちが先に止まってしまうのです。
✔ 【ヒント】選択肢を絞る・前夜準備・声かけの工夫
朝の着替えは、ちょっとした工夫でスムーズになります。
- 「この服とこの服、どっちにする?」と2択で選ばせる
- 前夜に一緒に服を選んでおく
- 「まずズボンさんから行くよ」「腕をトンネルに通すよ」と行動を言語化する
- 「着替えたら〇〇しようね」と見通しを伝える
特に、選択肢を2つに絞る方法は効果抜群。 「自分で選んだ」という満足感が、行動のスイッチになります。
🌟 事件3:ごはん拒否の抗議モード
✔ 【共感】食べない・遊ぶ・投げる…朝食が進まないストレス
せっかく用意した朝ごはんを前にして、 食べない・遊び始める・スプーンを投げる…。 「時間がないのにどうして…」 「昨日は食べたのに今日は全然…」 そんな日が続くと、親の心はすり減っていきます。
特に朝は、食べない=遅刻の危機につながるため、 焦りやイライラが一気に高まりますよね。
✔ 【理由】空腹のリズム・気分“遊びたい”が勝つ
3歳児は、まだ空腹のリズムが安定しにくい時期。 朝起きたばかりだと、体が食べるモードになっていないことも多いです。
さらに、
- 食べるより遊びたい
- 気分が乗らない
- 食感や匂いが気になる
など、大人にはわからない“その日の気分”が大きく左右します。
✔ 【ヒント】量を減らす・食べられるものから・無理に食べさせない
朝ごはんは、「食べさせなきゃ」より「食べられる範囲でOK」の気持ちが大切。
- まずは少量だけ盛る
- 食べられるものから出す
- 無理に食べさせようとしない
- 食べられたら大げさに褒めず、淡々と“できたね”でOK
- どうしても食べない日は、バナナ・ヨーグルト・小さなおにぎりなど“食べやすいもの”に切り替える
朝は戦いではなく、生き延びる時間でいいんです。 完璧を目指さなくて大丈夫。
🌟 事件4:出発直前の“今それする?”行動
✔ 【共感】玄関で突然ブロックを始める…時間が止まる瞬間
「さあ行くよ!」と声をかけて靴を履かせようとしたその瞬間、 子どもが突然しゃがみ込み、ブロックを組み始める・絵本を開く・おもちゃを探し始める…。
親としては 「なんで今なの…!」 「あと3分で出ないと遅れる…」 と心の中で叫びたくなる場面です。
でも3歳児にとっては、 “気になったものが目に入ったから触りたい” ただそれだけの、とてもシンプルな理由なんですよね。
✔ 【理由】切り替えが苦手・遊びの続きが気になる
3歳児は“遊びの余韻”が強く残るタイプが多いです。
- 朝の準備中に見えたおもちゃが気になる
- 昨日の遊びの続きを思い出す
- 「今やりたい」が最優先になる
つまり、出発よりも“気になったもの”が勝ってしまうのです。
これは発達の自然な姿であり、決してわがままではありません。
✔ 【ヒント】見通しを伝える・触る時間を区切る・玄関の環境を整える
出発前の“今それ?”行動は、ちょっとした工夫で減らせます。
- 「あと3分で出るよ。ブロックは帰ってきてからね」と見通しを伝える
- 「玄関ではおもちゃを触らないよ」とルールをシンプルに
- 玄関におもちゃを置かないように環境を整える
- どうしても触りたい日は「じゃあ1回だけ積んで終わりね」と区切りをつける
特に“見通しの言葉”は3歳児にとても効果的。 「今やりたい気持ち」を否定せず、未来にそっと誘導できます。
🌟 事件5:時間がないのに抱っこ要求
✔ 【共感】「今?」と思いながらも抱っこを求められる切なさ
出発直前、もう本当に時間がないときに限って、 子どもが突然こちらに来て、 「だっこ…」 と甘えてくる。
「今は無理だよ」と言いたくなるけれど、 その小さな声と表情を見ると、突き放すのもつらい。 そんな“親の葛藤”が一気に押し寄せる瞬間です。
✔ 【理由】不安・甘えたい・気持ちの切り替えのため
3歳児が出発前に抱っこを求めるのは、 「不安」「甘えたい」「気持ちを切り替えたい」というサイン。
- 朝のバタバタで気持ちが追いつかない
- 親が忙しそうで、少し寂しい
- 抱っこで安心して、気持ちを整えたい
つまり、抱っこは“心の充電”なんです。
✔ 【ヒント】短時間のスキンシップで満たす・共感の声かけ
時間がない朝でも、ほんの数十秒で子どもの心は満たされます。
- ぎゅっと10秒だけ抱きしめる
- 「抱っこしたかったんだね」と気持ちに共感する
- 「ぎゅーしたら出発しようね」と見通しを伝える
- 抱っこが難しい日は、手をつなぐ・背中をさするなど代替案を
たったこれだけで、子どもの気持ちは驚くほど落ち着きます。 そして、親の心にも少し余裕が戻ってきます。
🌈 まとめ
朝がうまくいかない日が続くと、 「私の接し方が悪いのかな」 「もっとちゃんとしなきゃいけないのに…」 そんなふうに、自分を責めてしまうことがあります。
でもね、どうか覚えていてほしいんです。
🌟 朝がうまくいかないのは、育児の失敗ではありません。
3歳児は、 自我が育ち、気持ちの切り替えがまだ難しく、 “今の気持ち”がすべてを決める時期。
だから、靴下を履かない日も、 床に寝そべる日も、 ごはんを食べない日も、 出発直前に遊び始める日も、 抱っこを求める日も…
全部、発達の途中にある“普通の姿”なんです。
🌟 完璧な朝を目指さなくていい
毎日スムーズにいく家庭なんてありません。 SNSで見る“理想の朝”は、ほんの一瞬を切り取っただけのもの。
あなたの家で起きていることは、 どれも“3歳児のリアル”であり、 “あなたがちゃんと向き合っている証拠”です。
🌟 「今日うまくいかなくても、あなたは十分がんばっている」
泣かれても、逃げられても、 時間に追われてイライラしてしまっても、 それでも毎朝、子どもを送り出そうとするあなたは、 もう十分すぎるほどがんばっています。
どうか、深呼吸をひとつ。 そして、心の中でそっと言ってあげてください。
「今日もよくやったね、私」
その一言が、明日のあなたを少しだけ軽くしてくれます。


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