初任者の先生へ|保護者への感謝が信頼を生む!元教師が教える“褒める”関係づくりのコツ

人間関係
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🧩「先生って、誰にも褒められない」そんなモヤモヤ、ありませんか?

教員になって数か月、または1年目。がむしゃらに毎日を過ごす中で、ふと感じることはありませんか?
「誰かに褒めてほしい」「ねぎらってほしい」「ちゃんとやってるよって認めてほしい」

でも現実は――
✅先輩は忙しそう
✅管理職には話しかけづらい
✅子どもには気を張って接している

そして、家庭に帰っても疲れ切って誰とも話す気力がない。
そんなとき、ふとした孤独感や虚しさが押し寄せてくること、ありますよね。

でも、ちょっと視点を変えると、もっと“褒められていない存在”がいることに気づきます。
それが、保護者です。


✅教師になったら“褒められる機会”が減るのは当然?

初任者にとって、いきなり「教える側」にまわるというのは大きな変化です。
今までは「頑張ったら褒められる」「成果を出したら評価される」という環境だったのに、突然それがなくなる。

教師になった瞬間から、あなたは「褒める側」になります。
子どもの努力や成長を見つけて言葉にする――これはもちろん大切な役割です。

でも同時に、自分の中にあった**「誰かに認めてほしい」という気持ち**が満たされなくなると、モヤモヤが溜まっていきます。

特に初任者は、

  • 自分のやり方が合っているのか分からない
  • うまくいかない時に相談する余裕もない
  • 毎日をこなすのに精いっぱい

そんな状況の中、「誰も見てくれていない」ような感覚になることも多いでしょう。


✅保護者は“もっと”褒められていない

でも、考えてみてください。
保護者はどうでしょう?

彼らは、

  • フルタイムで働きながら毎日の準備をし
  • 兄弟がいれば下の子の世話もして
  • 学校の連絡に目を通し、必要なものを揃え
  • 学級通信やお知らせを読んで、対応してくれている

それでも、ほとんどの保護者は誰からも褒められることはありません。

「お弁当毎日ありがとう」
「今日も忘れ物なしで送り出してくれてありがとう」

そんな言葉を子どもからも、大人からも、もらっていない人が大多数です。

つまり、あなたが感じている“褒められない辛さ”を、保護者も感じている。
それに気づいたとき、きっとあなたの中に自然な“共感”が生まれるはずです。


✅教師だからこそできる「保護者への感謝」

ここでお伝えしたいのは、
「先生として、保護者に感謝を伝えると、それが関係づくりのカギになる」ということです。

感謝と言っても、かしこまる必要はありません。
たとえばこんな風に👇

🌸「忘れ物の連絡、いつもありがとうございます」
🌸「お迎えの時間、調整していただき助かりました」
🌸「毎日、お子さんの準備を丁寧にされているのが伝わってきます」

これだけで、保護者は「この先生、ちゃんと見てくれている」と安心感を持ちます。
感謝の気持ちを伝えると、相手の心がやわらかくなる。
これは教師同士の人間関係にも言えることですが、保護者にも同じことが当てはまるんです。


✅感謝をギブすれば、ギブが返ってくる

これは元教師の実体験ですが、感謝を積み重ねた保護者からは、本当にたくさんの“ギブ”を受け取ることができました。

🍀「先生、家でこういうこと言ってたんです」
🍀「最近ちょっと元気ないみたいで…心配しています」
🍀「先生、うちにできることがあれば言ってください」

これらの言葉って、教師にとっては貴重な情報であり、支えになる心遣いなんです。

つまり、あなたが“ありがとう”を渡したぶんだけ、“信頼”という形で返ってくる。
これは経験年数に関係なく、どんな先生にもできる、最強の人間関係づくりの方法です。


✅初任者だからこそ、“ありがとう”を武器にしよう!

教師1年目。
まだ分からないことだらけ、指導の技術も不十分。

でも、だからこそ――
「感謝の言葉」は、初任者にとって最強の武器になるんです。

🧡「先生、いつも子どものことを見てくれてありがとうございます」
🧡「若い先生だけど、すごく誠実ですね」

そんな風に言ってもらえる先生になるには、
まず自分から感謝を伝えることがスタート地点です。

「ちゃんとやらなきゃ」
「完璧にしなきゃ」

と焦る前に、
“ありがとう”の一言が、あなたと保護者の心をつないでくれる。
これを、どうか信じてみてください。


🎁まとめ|褒めるのは子どもだけじゃない。保護者にも“ありがとう”を届けよう

先生も、保護者も、毎日子どものために走っています。
そしてお互いに「これでいいのかな?」と不安を抱えているのです。

だからこそ、
✅ 認め合える関係
✅ 支え合える関係
✅ 感謝し合える関係

そんな温かい信頼関係を、一歩ずつ育てていきましょう。

あなたの「ありがとう」が、保護者の明日を照らす光になります✨


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